太陽系第一惑星の「水星」、太陽系惑星の中では最も小さい惑星で、月と殆ど同じ大きさの水星。子どもの頃に「水星って水で出来た惑星なんだろうなぁ」と思ってましたが、よく考えてみたら、太陽に一番近い位置にある惑星に水なんてあるのでしょうか。
水星の成分は鉄とニッケルが多く占め、特に水で出来た惑星ではありません。太陽に一番近いことから、平均温度は179度、最高温度は400度を超え、最低温度は-180度くらいまで下がるそうです。表面は多くのクレーターが存在し、頭頂部に非常に大きなクレーターにより出来た突起物の影が太陽光の当たらない永久影となり、-170度を保っているため、そこには氷があると言われています。氷があるということは水があったからということですよね。
2018年にJAXAと欧州の共同国際水星調査計画「ベピコロンボ計画」が実施されており、探査機がおそらく2025年あたりに水星の軌道に乗るとのこと。それにより様々な画像や水星の謎か解明されることを5年後ですがとても楽しみにしております。
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