海外旅行において最も感染の危険が高いのは、食べ物や水を介した消化器系の感染症です。 注意点として、 ①生水・氷・カットフルーツは避ける ②十分に火の通ったものを選ぶ ことが主なものです。
また、海外では動物や蚊・マダニなどが媒介する病気が流行していることもあります。 同じく注意点は、 ①服装に注意し、必要があれば虫よけ剤を使う ②動物には、むやみに近寄ったり、触らないようにする ことが重要です。 以下に、代表的なものを挙げます。
蚊やマダニなどが媒介するもの ・マラリア(ハマダラカによって感染) ・デング熱(ネッタイシマカやヒトスジシマカによって感染) ・ジカウィルス(シマカ属の蚊によって感染) など
動物から感染するもの ・鳥インフルエンザ(鳥から感染、人から人へは未確認) ・狂犬病(動物[犬以外でも]から感染、発症するとほぼ100%死亡) ・マーズ(ラクダから?、飛沫感染で人から人へ?) など
海外では、日本にはない病気がたくさんあります。 また、海外旅行の際には時差・気候の違い等で様々なストレスを受けます。 これらのストレスから、体の免疫力が低下し、病気にかかりやすくなることがあります。
年末年始の休日を利用し、海外旅行を予定されている方は十分注意して下さい。 折角の楽しい旅行ですから、無理のないスケジュールで、考えられる危険を極力排除しましょう!
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